3年程前に2歳半の希望ヶ丘の小児歯科患者様が来院しました。
転んで顔面をぶつけ、上の前歯が一本そっくり抜け落ちた状態で来院しました。
当医院に来院する前に、抜けた歯を持ってすぐに家の近くの歯科医院を受診したところ、泣いて大暴れ状態で体を抑えて付けて処置するには危険すぎる。抜けた歯が誤って気管に落ちたら命に係わるのでやめた方がいい、消毒だけしてあきらめるよういわれたとのことでした。
しかし、あきらめ切れず、ネットで調べてうちの歯科医院に来院されました。
抑制帯で体を固定し、抜け落ちた歯を消毒後顎に戻し、接着材で隣接歯に固定し再植しました。翌日再植歯の死んだ神経を掃除する処置をし一か月後に固定をはずし、その後3か月ごとに検診がてら経過を診ていますが5歳になった今も再植歯は無事です。
2歳の小児患者様はさすがにおとなしく治療を受けるのは不可能で抑えて治療する以外ないですが、その後3か月ごとの来院時に適切なマインドコントロールを施す事により、4歳の時点で虫歯の治療をしましたが、全く怖がらずおとなしく治療が出来ました。
泣き暴れる小児を抑えて治療しても、適切な対応を取れば、将来トラウマや歯医者恐怖症には絶対にならないと自信をもっていいきれます。
当医院は旭区にある歯医者です。
横浜市旭区笹野台1-1-22
ファミリー歯科